ブックカバー展に出品されていそうな個性溢れるものも
オシャレなブックカバーについてはまだまだ沢山あるが、その全てを紹介したとしてもどれも自分の好みに即さないという人がいる可能性もある。万人の望まれるデザインとは何ぞやと模索してもその答えを見つけるのはたやすいものではない。むしろ探していけばいくほど迷宮入りしてしまいそうな議題だ、概念的な答えを提示しても必ず否定的な意見を漏らす人が出てくるものだ。大衆性ばかり気にして個性がない、自分の好みでもないのに他人に合わせているだけで面白みも感じられないものなど興味がないと、そんなことを考えて物を購入している人も、もしかしたらいるかもしれない。
個性的といえば言葉は取り繕っているが、そういった独特な雰囲気溢れるものが万人に認められるものであるとは悲しいことに言い切れない。人によってはセンスがないと見られてしまうかもしれないが、使用している自分が気に入っていればそれで十分ではないか。オリジナルとまでは行かないが、あまり多くの人が手を出さないような商品を購入して個性を演出する人もいると思う。では個性的なブックカバーと呼ばれるものはどんなものがあるのか、少し見ていこう。
お手製ブックカバーレシピ
個性の傾向
個性的なブックカバーと言われても、見た目的に奇抜な配色を用いているといった極端なものではない。個性の中に際立つセンスといえばいいのか、独特といっても根底に必ず洒落ているという言葉が介在しているだろう。どんなに線を引いても根本的な部分が改変されることはなく、使っていても見た目的に憧れや欲しいと所有欲をくすぶられるものを所持していればそれだけで満足感が得られるものだ。そんな気持ちを動かすデザインのブックカバーなども好まれている。
古書風のブックカバー
例としていくつか挙げると、まずはハードカバーの少し古びた洋書の表紙を思わせるものなどを使用するとかなりのインパクトが見られる。洋書はインテリアとしても十分機能し、家具を取扱っている店舗でもわざわざ商品サンプルを見てもらうために使用している所もある。そんなブックカバーなら英字読書をしているのかと印象を与えることが出来るが、中を見たら漫画だった場合のガッカリ感を加味すると使用する本の内容も、少しは配慮しなければならないかもしれない。
国ごとのよく使われている名字TOP10
個性過ぎるデザインのものを挙げると、中には日本を始め主用世界各国に見られる最も多く見られる名字TOP10が印字されているブックカバーといったものも販売されているという。色々な意味で注目が集まりそうだが、持ち主としても雑学として日本以外の地域ではどんなラストネームが使用されているかを知識として仕入れることが出来る。そんなあまりに個性的なブックカバーだと逆に注目を集めてしまいそうなので、公共の場だと別の意味で使いづらいかもしれない。
痛ブックカバー
痛ブックカバーと称したが、つまりはアニメなどの作品のキャラをデザインの1つとして取り入れたブックカバーなども流通している。コレが意外と流通して人気を博しており、人気作品、もしくは人気キャラともなれば多くのファンが購入するなどの傾向が見られているため需要が見込める商品でもある。公共の場で使用できるか否かという点で考えれば、残念ながらほとんどの人が自室や同郷の人種たちと一緒の時で無いと使用することはないものではある。
読みたい100冊
アース環境サービス株式会社のFSSCサポートはまず「工場の人間ドック」とも言える現場調査を実施し、複雑に絡み合う汚染の因果・潜在的な汚染危害の洗い出しを行う所からスタートします。
ブックカバーという存在
日本人にとっては奥ゆかしくも名残深い歴史と文化を兼ね備えているブックカバーという存在、疑問に思う事無く、また使うことが当たり前となっている日常だと取り留めのないものとなってしまうものだ。ただこうして読み解くとブックカバーが実は日本独自のもので、日本人ならではの本に対する真摯さが垣間見れるといえるのではないだろうか。
そういう点を加味するとこれから先においてもブックカバーは無くなることはないかもしれない。逆にこの先、どんなブックカバーが誕生するのかというのも気になるところ、その辺にも注目してこれからを見守っていくのもいいのでは。