購入する人も多い

意外と安く手に入る

透明フィルムのブックカバーはアニメイトでは完全無料で、サイズこそ限定されているが通常の書籍サイズであれば配布されることがウリでもある。ただそのフィルムも基本的に購入分に即して配布されるため、自宅にあるもの全てのカバーを要求するのはさすがに出来ない。ただ中には無料という点を理由におこがましくも何枚も余裕で余分につけてほしいと注文する人もいる、気持ち的に1枚程度ならまだしも、複数となったらやはり店員としてどうすればいいのか困るところだ。

ただこの点は顧客とそう揉めるような点が含まれていないため、他の店舗と比べたらまだ良いかも知れない。筆者が以前勤めていたところでは時期によって店員サービスから、セルフサービスへの移項となった際には常連のお客さんから文句を言われたものだ。紙のブックカバーを巻くのなんて常識だろうとも言われたが、効率という面を意識するのであればこの改訂に文句はない。ただ紙の場合、巻き方にこだわりがある人がいるため、少しでも自分の好みに即した巻き方でなければその場で当て付けとして巻きなおす、といったことをする人もいる。

上手に巻けるかどうかはやはり器用さが少なからず関係している、そう考えると透明フィルムの場合だとつけている時間が長くなってしまうため自動的にセルフとなる。ただ透明ブックカバーは基本購入点数に応じた分だけの配布となっている。それ以上ほしい、もしくは透明フィルムでもコミックスB6サイズ、ならびに新書サイズといったものだけに限らないものがほしいと思っている人がいるなら、購入するしかない。ただ思ったよりも安く手に入れられるのでそこまで困る点でもない。

お手製ブックカバーレシピ

10枚単位で入っている

こうした透明ブックカバーは基本的にバラ売りはされていない、当然だがそんなニーズは誰も求めていないのは勿論、生産ラインとしても余計な人件費をつぎ込んでまで個別売りをするだけの需要もない。最低でも10枚、中には20枚入っているものなど種類は豊富だが複数点入っての値段としておよそ『100円~300円』として販売されている。そもそもそれほど開発費用として多額の資産を投入しているものでもないのは、何となく理解してもらえるとは思うはず。これを複数セット購入するならまだ分かるが、単体で1,000円なんて値段を好きで払いたいと思う人はまずいるわけがない。

コストという面でもそれほど大きな痛手を背負うことになるものでもない、そうだと思うのであれば利用する文には十分だろう。一点問題としてあげるのであれば、やはり貼り付け方だ。

読みたい100冊

人によっては

フィルムカバーを使用する人の中には、フィルムでもそれなりに値段のするものを購入し、自宅でカッターナイフ片手に加工しているといった人もいるという。使用しているフィルムも『600円』という値段のモノを使用するのだが、凄いのはこのフィルムを本に合わせて切るのだ。筆者的に絶対に試したくない方法だと思う、何せ1つ間違えば大事な本が傷つけてしまうと考えただけで、危ない橋は渡りたくはない。

また加工そのものも非常に難しく、手先の器用さによほどの自信があれば問題ないかもしれないが、得手でも不得手でもない人の場合だと失敗する確率が非常に高い。お勧めな方法とはとても言えないが、1つ上の段階となる透明ブックカバーの応用編といった所だ。

そんな方法があるのかと感心する人もいるが、筆者は個人的に進められない方法なのでやり方はあえて紹介しない。試しにやってみたい、市販の販売されている安っぽいものを使用するよりも、気にいっている本を保存するために高いフィルムを加工したものをブックカバーにして利用したいという人は、調べて実践してみるのもいいだろう。