アニメイトの透明なブックカバー

透明フィルムのブックカバーを配布しているところといえば

企業の宣伝効果、さらには購入した商品かどうかの見極めのために使用するものとしてブックカバーを使用しているところが現在も多く存在している中で、筆者的にここだけは独自路線を突き進んでいると感じるところとして、アニメイトの存在を挙げる。利用している人ならご存知の通り、アニメイトにも主に漫画やラノベといった書籍を中心に販売されている店舗となっているが、ここで配布されているブックカバーについては、店舗名が記入された紙のものではなく、無色透明のブックカバーが代わりに配布されている。

少し調べてみたがさすがにあまりにコアな情報のため、透明フィルムのブックカバーがいつから誕生したのかについては把握し切れなかった。それと同様に、アニメイトでもどうしてブックカバーの典型的とも言える紙ではなく、フィルムのものを採用したのかは気になるところ。筆者もそれなりに長く贔屓にしているが、フィルムについては度々疑問に感じる部分があった。どうしてこれなのかと思ったが、それはそれで使い道があると別段不満に思う事無く使用している。

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無色透明のブックカバーの特徴

では少し、そんな無色透明のブックカバーを使用することのメリット・デメリットについて個人的な考察を加えつつ分析していきたいと思う。

透明ブックカバーを使用するメリット

  • ・表紙を確認することが出来る
  • ・むき出しで保存するわけではないため、表紙に汚れが付いても拭きやすい
  • ・保存用として適している

このような感じだろうか。まず最初に挙げられるのは、何といっても表紙が確認できるということ。通常のブックカバーをしていると紙は表紙が完全に隠れてしまうため、中身を一々確認しなければ何の本なのか把握できない。これには筆者も度々整理をする際に紙のブックカバーを掛けているものは 一度中を開いてから整理するようにしている。

次にいえるのはまだ汚れにくいということで、これは紙のブックカバーにも共通していることだ。人によって気にいっている本が汚れないよう保護するためにブックカバーを使用している、という人もいる。ただ紙の場合はその汚れがシミになってしまうので若干減点対象となるが、それに対して透明フィルムはまだ液状のものでも浸透しないで直ぐに拭き取れるのが、大きな利点だ。汚したくない人にとって透明フィルムを使用している人も多いと思う。

透明ブックカバーを使用するデメリット

・本の内容が他人からでも把握できる

デメリットとなる点は、何といっても何の本を読まれているのかが直ぐに把握されてしまうことだ。透明フィルムを利用すれば中身をそのままさらけ出すことになる、保護するために使用するそれも秘匿性については皆無だ。あまり見られたくないものに透明ブックカバーを使用する人もいるかと思うが、大体そういった本は家で読むのに限定するか、もしくは上からさらに紙のブックカバーを使用して汚れは勿論、誰にも見られないようにするなどの対策が求められる。

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基本自分で張ってもらう

そんな透明フィルムのブックカバーを配布しているアニメイトだが、配るだけでそれを書籍に貼り付けてくれるというサービスは行っていない。これに対して一度は思うことがある、やってくれたらいいのにと思ったことがある人は少なくないと思う。筆者も常々思ったものだが、言葉に出してやってもらうというのも正直面倒だと感じたため、言うこともなく自分で巻くようになっていった。

紙のブックカバーと比べれば使い勝手が限定的なのは否めない透明ブックカバーだが、そんな道具も意外と知られていないことが多く、またそれを当然のように受け入れているなんてことはないだろうか。今になって考えてみると、筆者もこの透明なブックカバーの使い方については誰に教わる事無くやるようになっていた。どういった方法が正しい貼り方なのかというのを特別調べる事無く、自分なりに頃合いだと計算して使用している。このブックカバーの使い方がイマイチ分からない、面倒で使いたくなくなったという人ももしかしたらいるのかもしれない。